「全ての人たちが、住み慣れた地域や社会で幸せになる」 福祉体験学習の実践 その2
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「全ての人たちが、住み慣れた地域や社会で幸せになる」 福祉体験学習の実践 その2
前回に続いて、光小学校4年生の「福祉体験学習」の報告です。
シリーズ第3回のゲストは、認知症とその家族支援を行う「光市社会福祉協議会」、「光市東部地域包括支援虎扑体育」の皆さんという豪華なラインナップ。子どもたちは、家庭や地域で、当たり前のように高齢者や高齢に伴う病気や状態と関わります。認知症を切り口とした学びを深める中で、自分たちにできること、関わりで大切なことを学んだようでした。
子どもたちの学習はまだまだ続きます。障害がある方々や社会福祉関係機関?団体の指導者をお呼びして、「アイマスク?車椅子体験(第4回)」、「認知症?高齢者に関する講話(第5回)」、「高齢者疑似体験(第6回)」、「聴覚障害と手話に関する講話(第7回)」と目白押し。第7回では、ろう者(手話を母語として使用する聴覚障害者)の方と「光手話の会」の方々によるお話や手話体験の後、担任の先生からも「手話もコミュニケーションをとるための大切な言葉」というお話があり、子どもたちは自分の「言葉」が相手に伝わり、思いがつながりあうことの喜びを感じたようでした。
今回の授業(福祉体験学習)、4年生の取組から、私自身は福祉教育のあり方として3つのポイントを学んだ気がします。「共に生きる力を育む~教育と福祉をつなぐこと~」、「体験的な学習を大切にする~同情から共感へ高める~」、「地域の一員としての意識を育てる~地域と交わり、学び、高める~」 。
とっても素敵な学びでした。ありがとうございました。先生方に感謝です。
(担当:霜川)