教育概要
教育概要
教育学部での学び
教育学部は、教員養成機能を高めるために、平成27年に学校教育教員養成課程の一課程体制になりました。この課程は、4つの選修からなる小学校教育コース、幼児教育コース、特別支援教育コース、情報教育コースおよび10選修(10教科)からなる教科教育コースから構成されています。そして、それぞれのコースの専門性を生かし、次世代の担い手である子どもを育てる人材の養成を目指しています。学部のカリキュラムや教職研修として学部が取り組んでいるプログラムの特色としては、以下のようなものがあります。
- 早い段階から教職への意識づけや憧れが高まるように、1年次から「学校体験」制度を取り入れた教職キャリア科目を開設しています。2年次からは教育実習がはじまり、実際の学校現場等での活動を通して、教科の指導や生徒指導など、教育現場における指導全般を実践的に理解?体得していきます。そして、このような体験活動や教育実習の経験を、学部で学ぶ教職や教科の科目の内容とうまく結び付けていくことにより、段階的に実践的指導力を高めていきます。
- 実践的指導力や学校現場対応能力の向上を図るため、現職教員や教育関係者等を交えた小グループによる演習形式の授業を取り入れています。
- 専門領域の知識?理解が教科内容の深い理解につながることを目指した科目、教科の系統性を理解し、それぞれの専門性と実践的指導力を高める科目を開設しています。
- 学部独自の教職研修プログラム「ちゃぶ台プログラム」では、学生?現職教員?大学教員が協働して課題や失敗を分析?評価する省察の場【ちゃぶ台】を設け、「振り返る機会」を与えたり、「個別的な教育支援」を行っています。このプログラムを通して、学生の教職に対する情熱、指導力、人間力の向上を図っています。
このような学部での学びを通して、複雑化?多様化している学校現場の諸課題に対応し得る、高度な専門性と人間性?社会性を備えた実践的指導力のある教員を育てています。
学校教育教員養成課程では、学校教育に必要な基本的知識や技能を習得する一方、それぞれの教科やコースにかかわった分野において、より専門的な研究活動を行うことが求められます。「教科に関する専門科目」と、教育の本質及び目標、心身の発達と学習の過程、教育実習などの「教職に関する専門科目」が用意されています。
専門教育に関する詳細については、コース?選修のページをご覧ください。
共通教育科目
共通教育の授業科目は、以下のように分類され、大学生としての基礎知識または幅広い分野の共用を学習することにより、物事を捉える総合的な判断力と多角的な視野を養成していきます。
- 教養コア系列
- 英語系列
- 一般教養系列
- 専門基礎系列
- 教職基礎系列
- 教養展開系列
共通教育についての詳細な情報は大学教育虎扑体育 共通教育をご覧ください。
取得可能な免許状
各コースにおいて、取得可能な教員免許状の種類は下記のとおりです。