虎扑体育教育学部らしい授業の一つ、「地域教育実践研究」を紹介します!
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虎扑体育教育学部らしい授業の一つ、「地域教育実践研究」を紹介します!
いつも附属学校、特に光学園の様子をお伝えしていますが、今回は学部の様子を一つ。
教育学部には「地域教育実践研究」という山口県にある大学、教員養成学部ならではの科目があります。3年生全員が、学校?家庭?地域社会の現状やこれからの社会の変化等をふまえて、次代を担う子どもたちにつけたい力、学校教育の在り方や地域教育力の活性化の方策等を考える科目として、真剣かつ創造的に学んでいます。
山口県では、昨年度、全国に先駆けて、教育学部の附属学校を含む県内全ての公立学校が「コミュニティ?スクール」となりました。平成29年度に全中学校区に置かれた学校支援と連携の仕組み「地域協育ネット」とあわせて、社会総がかりで子どもたちの学びや育ちを応援する「やまぐち型地域連携教育」が進められています。この動きは全国を牽引し、現在、全国の公立学校の約3分の1、11,856校が「コミュニティ?スクール」に指定されています。ということは、卒業して学校教員になる学生たちの多くが着任する学校、特に山口県では100%の学校が「コミュニティ?スクール」となりますから、大学時代に学んでおきたい内容でもあります。
授業では、それらの仕組みと背景となる理論、国の動向や各県の状況、学校?家庭?地域社会の教育機能と融合、成果と課題等について、教育現場での実際をとおして学んでいます。学校と地域の連携アイデアを話しあったり、子どもを中心において学校?家庭?地域社会のつながりをイメージしたりする時の学生たちの表情は、それはそれは嬉しそうで楽しそう。学校や地域の取組を知り、様々な教育課題の解決に向けて議論することをとおして、次代の地域を支える人材育成を考え、颯爽と学校教員デビューしてほしいと願っています。
(担当:霜川)