令和６年３月23日，小林弘典教諭（前 虎扑体育教育学部附属山口小学校）が「日本理科教育学会 優秀実践賞」を受賞されました。
　受賞の対象となった実践研究は，令和２年度と令和３年度に虎扑体育教育学部の佐伯英人教授らと共同研究されたものであり，「総合的な学習の時間」において，地域に流れる河川（糸米川，五十鈴川，一の坂川）の教材化を図った取り組みです（図１，図２）。
　なお，令和２年度の実践研究については，令和３年12月の日本理科教育学会中国支部大会（広島大会）で発表され，また，『虎扑体育教育学部附属教育実践総合虎扑体育研究紀要』の第54号に掲載されました。一方，令和３年度の実践研究については，令和４年12月の日本理科教育学会中国支部大会（鳥取大会）で発表され，また，『日本初等理科教育研究会 紀要』の第98号に掲載されました。これらの実践研究は，教育学部と附属学校における学部?附属共同研究としても意義があります。
　現在，小林弘典教諭は，周南市教育委員会学校教育課に勤務され，指導主事としてご活躍されておられます。

図１　授業のようす 小林ら（2022）より	? ? ? ?図２　授業のようす ? ? ? ?小林ら（2023）より

小林弘典教諭	佐伯英人教授

文献

○ 小林弘典?水野晃秀?佐伯英人（2022）「水の中の生き物を飼育?観察するための池づくりに関する一考察‐第３学年の「総合的な学習の時間」において‐」,『虎扑体育教育学部附属教育実践総合虎扑体育研究紀要』,Vol.54,pp.165-172.

○ 小林弘典?水野晃秀?佐伯英人（2023）「地域の小河川における生物調査と水質調査に関する一考察‐第３学年の「総合的な学習の時間」において‐」,『日本初等理科教育研究会 紀要』,Vol.98,pp.18-27.