大内人形 デザイン画 コンテストについて
大内人形 デザイン画 コンテストについて
大内人形デザイン画コンテストは、山口市で開催されるクリスマスイベントの一環として、山口県立大学国際文化学部が主催、大内塗漆器振興協同組合が共催のコンテストです。山口県に関心のある中学生から大学生を対象に、「大内文化とクリスマス」をテーマとしたデザイン画作品を募集し、大賞1作品、優秀賞2作品、佳作5作品が選出されます。その中で、虎扑体育教育学部美術教育4年の稲森希実さんが佳作を受賞しました。授賞式は12月3日(日)11時から山口井筒屋2階コトサイトにて実施されました。大賞を含む上位3点は職人による大内人形の実物制作を行った受賞者に贈呈されます。入選作品は後日、湯田温泉の狐のあしあとにて展示予定です。
【稲森さんのコメント】
クリスマスということで、キャンディーやポインセチア、雪の結晶等を散りばめています。加えて、クリスマスに縁のあるサビエル記念聖堂を描くことで、山口市とクリスマスの繋がりを多くの人に知ってほしいと思いました。特にこだわったポイントは、男性の着物の背中の柄です。日本の着物の柄であるエ霞(えがすみ)と、海外の花であるポインセチアを併せることで、日本の文化と海外の文化とがうまく合わさり、美しい仕上がりになったと思います。雪の結晶やもみの木の枝から寒さを感じつつ、大内塗人形の暖かい表情でより、クリスマスと大内文化を好きになってもらえたら嬉しいです。
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【授賞式の様子】左が稲森さん
【受賞作品】「Merry Christmas」(表)
【受賞作品】「Merry Christmas」(裏)