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執行正義教授が日本農学賞?読売農学賞を受賞

創成科学研究科農学系学域 執行正義(しぎょう まさよし)教授が2025年度「日本農学賞」並びに第62回「読売農学賞」を受賞し、2025(令和7)年4月5日(土)に東京大学弥生講堂で行われた授与式?受賞講演会において、表彰状と記念の表彰楯を授与されました。
 
日本農学賞は、1925(大正14)年に「農学賞」(農学賞牌)として始まった歴史あるもので、一般社団法人日本農学会が「農学上顕著な業績を挙げたもの」に対して贈る、日本の農学研究者にとって最高の栄誉とされる賞です。また、読売農学賞は日本農学会からの推薦により1964(昭和39)年より読売新聞社から授与されています。

今回受賞の対象となった「巨大ゲノムを有するネギ類野菜におけるオーミックス統合解析とその遺伝育種研究への適用」は、これまで遺伝子分析が難しかったネギ類の染色体の遺伝子情報解析技術を構築し、それにより効率的な品種改良を可能としたことが評価されました。ネギ類の産地は世界的に広がっており、世界の食料問題解決や食卓を豊かにすることに、その有用性や応用性が広がっています。
 
執行教授は「日本農学賞?読売農学賞の名を汚さぬよう、今後も研究活動に精進していきたい」と受賞後の感想を語られました。

この賞の受賞により、執行教授の研究成果はさらに多くの人々に認知されることとなり、今後の農学研究における重要な指針となることが期待されています。同研究がもたらす技術革新は、世界の農業における持続可能な発展に寄与し、食料問題の解決に向けた大きな一歩となるでしょう。授与式では、多くの研究者や関係者が集まり、執行教授の功績を称えました。

※3月31日(月)の読売新聞朝刊(科学面)、4月3日(木)読売新聞西部版朝刊(特別面)に受賞者を紹介する特集記事が掲載されています。

 

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