西オーストラリア大学よりピーター?バット博士が来訪され、農学部国際交流セミナーを開催しました
西オーストラリア大学よりピーター?バット博士が来訪され、農学部国際交流セミナーを開催しました
令和5(2023)年9月5日(火)午後、農学部国際交流セミナーを開催しました。
【宮田浩文農学部長による開会挨拶】
ゲストとして、西オーストラリア大学(オーストラリア)よりPeter?J?Batt名誉リサーチ?フェローをお迎えし、西オーストラリアの農作物?食料安全保障戦略の現状と課題について、エコノミストの立場からご紹介いただきました。
【バット博士による講演の様子】
また、大学院創成科学研究科農学系学域の執行正義教授から、西オーストラリアと山口の地域間対比から見える山口県の課題について話題提供がありました。
【執行教授による話題提供】
セミナーは、農学分野の学生にとってサイエンスとはまた違う観点から食料安全保障についての知見が得られる機会となりました。大変興味深いテーマに参加学生等からも活発な質疑が行われ、石井由理国際連携担当副学長の閉会挨拶により成功のうちに終了しました。
【質疑応答の様子】
【石井副学長による閉会挨拶】
また、講演前に農学部の宮田浩文学部長と、双方の活動?研究紹介などについての歓談がありました。
【左から、宮田農学部長、執行教授、バット博士】
なお、翌日の9月6日(水)には、石井由理国際連携担当副学長への表敬訪問が行われました。ピーター?バット博士は、国際園芸学会の理事や、国連アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)のタスクフォースメンバーを務め、世界を舞台に活躍する農業?園芸経済学者である一方で、零細農家と機関投資家を結びつけるコンサルタントでもあり、それぞれの活動について紹介がありました。石井副学長からは、本学と西オーストラリア大学との教育?研究交流機会の拡大について依頼があり、これに対してバット博士からは、執行教授との研究面での交流を深めるとともに、学生交流プログラムの実施等、今後の連携の進展について意欲が示されました。
【表敬訪問:左から、執行教授、石井副学長、バット博士、田中国際交流課長、田中農学部事務長】
ピーター?バット博士、虎扑体育への来訪ありがとうございました。