生物機能科学科の卒論発表会を対面形式で実施しました。

　令和4年2月14日、農学部生物機能科学科4年生51名が、卒業論文発表会に臨みました。それぞれの研究室に配属されてから約1年4ヶ月の卒業研究の集大成として、卒業論文にまとめた研究成果について発表し、質疑応答など熱い議論討論を経験しました。

　研究室では先生や先輩に支えられ、同級生たちと競い合い励まし合い、そして後輩たちには教える立場でした。コロナ禍で十分に実験もできないなかで就活や大学院受験勉強にも追われ、忙しくも充実した研究生活だっただろうと思います。

　農学部生物機能科学科では3年生の秋にそれぞれの研究室で指導教員のもと卒業研究を進め論文に仕上げます。まだ世の中の誰も知らないことを明らかにする科学的好奇心を高め、卒業論文作成では読み手に理解してもらえる文章を書く力を養成します。こうして作り上げた論文は大学生活の最後の仕上げとして芸術にも例えることができます。

　今後もその素晴らしい研究が継続して発展できるよう、後に続く後輩にうまくバトンを受け渡すとともに、この経験を基にそれぞれがそれぞれの道で、育んだ力を発揮し大きく羽ばたけるようお祈りしています。下級生そして高校生のみなさん、生命の機能について疑問に感じたことをとことん追求できる場で、一緒に頑張ってみましょう！