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本学への寄付

佐々木一紀助教が防府高校佐波分校において授業を行いました。

佐々木一紀助教が防府高校佐波分校において授業を行いました。

 生物資源環境科学科の佐々木一紀助教が2022年9月15日(木)に防府高校佐波分校においてサクラてんぐ巣病に関する授業を行いました。
 防府高校佐波分校では「総合的な探求の時間」において、山口市徳地地域の桜の名所を再生するプロジェクトに取り組んでいます。徳地地域には桜の名所が多くありますが、近年その桜にてんぐ巣病という病気が発生し、きれいな桜の景観が著しく損なわれています。サクラてんぐ巣病にかかった桜は満開となる4月に花が咲かず、枝が密生してしまいます。

 サクラてんぐ巣病は、植物病原菌であるTaphrina wiesneri というカビの感染によって引き起こされ、感染した桜の葉裏には大量の胞子がつくられます。

 今回は佐波分校の広報班の生徒2名とともに、「桜てんぐ巣病の対策法を分かりやすく地域の方に伝えるにはどうすればいいか」について議論しました。佐々木研究室の学生、桜保全活動を行っている地域の方も参加し活発な議論が行われました。今回議論した内容を参考にして、生徒の皆さんで啓発ポスターを作成し、文化祭で発表するとのことです。

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